二次元の表現規制について不真面目に語ってみる。

前回のエントリについては色々な所からリンクやご意見をいただきました。
次回の更新で追加コメントの内容を取り上げさせていただきます。
 
今回は不真面目に行きます。ええ、元がちゃらんぽらんなキャラなので、少々息を抜いてというか。
なお文体及び不適切な表現が多いのでごらんになられる方はその辺り、大らかな気持ちでお願いできればと。
 
「漫画・イラストも児童ポルノ規制対象に」約9割──内閣府調査

漫画イラストの二次元ポルノ禁止。…犯罪減圧弁の除去という愚としか言えない。
俺はぶっちゃけ「規制? バカ言ってんじゃねぇよ」と言っちゃうかもしれんけど、
普通の人は匿名じゃない個別面接で言われたら、規制すべきとしか言えないだろ。社会体面考えると。
 
規制を槍玉に挙げようとする連中の年齢を見てみれば、既にあっち方面が枯れたような年代の老害や、
男の性癖について理解の浅いオバハンばかりである。
 
いやぁ、今の50代以降のほうがやばくね?」と思う次第。
 
規制を叫ぶ連中と同年代の、しかも社会的立場もあるような奴らが軒並みいたずら行為やらみだらな行為やらで捕まってる。
そっちのほうの対処が急務じゃないのか?
 
前々から言われてる表現規制は、子供が性的なものに興味が出てきたとき「お年頃ね」と言いながら、
隠したエロ本を見つける女親の楽しみを奪おうとしている。
隠してあったエロ本を、掃除の後にそっと机の上に置いておくささやかな楽しみが、無くなってしまうのだ。
 
こいつは子育ての上でも大いに問題だと思うが?
 
追加でこの話題。
なんと都の施設で「ポルノ」コミックの即売会
…とうとう来たか、という感じか。
公的施設である以上は止めないとダメというのも立場的に理解できる罠。
都内の施設で軒並み即売会が自粛した場合、地方に拡散したり、都内の施設利用が閑古鳥になったら逆に面白いかな。
幕張メッセという前例があるし。
公的じゃない代わりの施設が見つかればそれで終わりそうな予感もあるけど。
 
話を戻す。
性欲ってのは三大欲求の一つ。それの減圧先を奪ってどうしようというのだ。
単なる嗜好だったはずの酒を禁止した結果、アメリカの愚挙として歴史に刻まれた禁酒法より阿鼻叫喚である。
 
男オタならわかると思うが、最高に盛り上がってオナニーした後の冷静さや穏やかさというのは、
風俗や実際のエッチに比べたら別次元である。空しさもセットだが。
 
ぶっちゃけ、風俗なんてのはすっきりした後に冷静になって考えるとかなり空しい。財布も寂しい。
実際のエッチについても、後で冷静に考えれば踏む段階や段取りを考えれば「性欲」の解消という点だけで見ると、
踏まなければいけない段階が多すぎる。相手の事を考えない性欲解消なんてのは、オナニーや風俗でいい。
 
自分としては、エッチは子作り行為であると共に、愛しいと思った相手とのコミュニケーションとして重点を置いているので、
性欲解消手段としか考えない下半身直結型の人間が嫌いである。
 
レイプ行為なんてのは、相手の事を考えない性的欲求の解消手段の中の最悪のものだ。
実際の行為までに踏まなければならない段階が多いが、その段階に興奮を覚えて繰り返す下劣な連中が居る。
脳内における関連付けの悪い例だ。現在の社会においては確実に悪行なのだから、出所後も向こう10年は監視範囲に
するべきだろう。なんで、そういうのは遅れるのかそっちのほうが理解できない。
 
性的表現のものが溢れかえることについては、ある程度、抑制しなければいけないのは確か。
すぐ手に入る範囲でそういったものが未成年に渡らないようにコントロールはしなければいけない。
Webについては親の責任の下、フィルターをかけるのは当然だろう。
…それを独学で外すとかの場合は、理解の上で逆に褒めてやってもいいのだし。
だが、お年頃になった少年がどきどきワクテカしながら目を盗んで買う機会まで奪ったり、
ほんのちょっとのエロがあったからとヒステリックに叫ぶのは、何かが違うと思う。
 
今回のこの規制の話については理性の暴走した「愚考の産物」と声高に言おう。
解消できない性欲について、想像や架空の相手へぶつける事すら禁じるのだから。エロがあっての生物なのに、限られた解消先を抑制してどうするんだ。
何、相手みつけろって? アホか。単なる性欲の解消手段として交際を考えるなんざ、それこそ女性に失礼だ。
 
暴力的表現についてだって、声高に叫ぶ連中がまともな道徳教育、社会的思考を育てる教育をきちんとやっていれば、
忌避する意識を子供は持てたはず。でも、そうはなってないよな?
 
臭いものにフタをするだけじゃ何も解決しない。

病気の子供の患部を取り除くことばかりやっきになっても―肝心の体が栄養のいきわたった健康体でなきゃあ、水のアワだろうが!!
(中略)
いやな本を取り除くより―ケチケチしねぇでおもしれえ本をバンバン買ってやるのよ!
島本和彦−ワンダービット(アスキーコミックス)・2巻

今だからこそ、心に沁みる台詞ですな。
 
え、お前はどうなんだって?
流石に、情報巡回先の某ホールソムリエ様や色々持余すM1な人ほどぶっちゃけられてませんが、買ってますよ、エロ媒体。
今更取り繕ってどうしますか。二次元最高。面倒も病気もないし。
実写エロはほどほどに、エロ同人もかなり。エロばっかりは食い飽きるんで、それと同時に色々本を買ってますが。
就職活動で沈んだ気分をエロで盛り上げつつスカッと抜いて、明日からまた頑張ろうと気力をチャージするのに真面目な本を。
そうしてれば、俺個人は犯罪を犯す気になんてなりません。
やらかしてしまったら、明日に遭えたかもしれない幸運や機会に出会えたかもしれない(エロ媒体との出会い含む)チャンスを、
永遠に逃すんですよ? バカらしいったらありゃしない。
 
よどんだ沼には、生きる魚は限られる。
清いだけの流れには、魚は生きられない。
 
悪いとされるもの、善いとされるもの、両方知ってこそ知性は育つと思うんだがなぁ。
俺みたいな底辺ニートに指摘されるほど、いわゆる良識派(笑)ってのは判断力が無いのだろうか。